2016年03月20日
櫛部静二監督講演会の感想
去った3月16日(水)、沖縄タイムスホールにて「長距離走の科学」と題した
城西大学駅伝部監督の櫛部静二氏の講演会に行ってきました。
長い間、走れない状態にある僕に何か刺激になるものは無いかなって思っているのと、
沖縄豚足RC沖縄メンバーも、駅伝では最高2位までの成績を出した経験はありますが
優勝はまだないのでチームのレベルアップになる練習方法などを勉強したくて参加しました。
講演会では、タイトルのとおり、走りを科学した話から始まり、
難しい内容になりました。
例えば、最初は
APT再合成とエネルギー供給の仕組みの話でした。
APTとは、アデノシン三リン酸のことで、アデノシンという物質にリン酸が3っつ結合したものです。
リン酸の結合部にエネルギーが蓄えられており、APTはADP(アデノシン二リン酸とリン酸に分解される時にエネルギーを放出します。
このAPTの分解で発生するエネルギーを使って筋肉は収縮し、体を動かすことができます。
しかし、このエネルギーだけでは走り続けることはできません。
エネルギーの源であるATPは、体内にわずかしかないのですぐに使い切ってしまうからです。
ATPをADPとリン酸に分解することで筋肉は大きな力を発揮できますが
それはわずか数秒ほどしか維持できません。
これだけでは、短距離種目を走ることさえできないのです。
(「中長距離走トレーニング」より引用)
ATP再結合の方法は大きく分けて三つあるそうです。
①無酸素性(ATP-PCr系)
②無酸素性(解糖系)
③有酸素性
これは、同時に行っているとのことで、
例えば、100m走で、スタートして最初の60m位は①の方法で今半40mは②の方法にっていった具合で、
①の方法ではわずか何秒しかもたなく、後半は②に切り替わる仕組みだそうです。
まるで、ハイブリットの車のようですね(笑)
トレーニングの話では、坂トレのことを話していました。
100mくらいの坂道をダッシュで上り、下りはゆっくり走あるいは、歩きでもいいそうです。
上りは心拍数を上げ、ゼイゼイハァハァになるように走り、
下りでダッシュすると膝を痛める場合があるのでゆっくり走でいいそうです。
この坂トレ、ぼくもたまにします。
普段コースを走っているときはあまり心拍数を上げない走りをしていますが、
坂トレでダッシュで上ることで心拍数を上げられスピードアップにつながります。
あと一番、心に残り実践してみたいなって思ったトレーニング方法は、
「タバタプロトコル」という方法です。
これは、スピードスケートのトレーニングでやっていたそうなんですが、
全速力で20秒走り、10秒休み、を8本するそうです。
最後はゼイゼイが長い間続き、これ以上走れないってくらいまで追い込むトレーニングです。
けっこう有名なトレーニングだそうですが、僕は初めて聞いたので
「タバタプロトコル」、詳しく調べてみたいと思います。
そして最後に、櫛部監督が思う沖縄の中長距離界の今後の課題は
①高強度トレーニング(タバタプロトコルなど)
②筋力トレーニング
③高強度+低強度トレーニング
だそうです。
これは、沖縄だけでなく、全国的にいえることだそうです。
沖縄は、風も強く、気温も高いところで、坂道も多いのでトレーニングの次第では
十分期待できるレベルまでこれるそうです。
大事なとこを書き忘れてましたが、筋トレはマラソン選手にとって筋肉肥大などで
やらないほうがいいって言われていたそうですが、筋トレも大事だと櫛部監督はおっしゃっていました。
今後、沖縄豚足RCも昔のように練習会を再開したいと思っています。
その時は、櫛部監督の本を参考にレベルアップし、駅伝1位を狙いたいと思っています(笑)
沖縄豚足RCメンバー募集
初心者大歓迎です。
今後、練習会も開催予定です。
練習会に参加できるメンバーが揃ったら始めたいと思っています。
お問い合わせは
karbo0404@gmail.com
までお待ちしております。
城西大学駅伝部監督の櫛部静二氏の講演会に行ってきました。
長い間、走れない状態にある僕に何か刺激になるものは無いかなって思っているのと、
沖縄豚足RC沖縄メンバーも、駅伝では最高2位までの成績を出した経験はありますが
優勝はまだないのでチームのレベルアップになる練習方法などを勉強したくて参加しました。
講演会では、タイトルのとおり、走りを科学した話から始まり、
難しい内容になりました。
例えば、最初は
APT再合成とエネルギー供給の仕組みの話でした。
APTとは、アデノシン三リン酸のことで、アデノシンという物質にリン酸が3っつ結合したものです。
リン酸の結合部にエネルギーが蓄えられており、APTはADP(アデノシン二リン酸とリン酸に分解される時にエネルギーを放出します。
このAPTの分解で発生するエネルギーを使って筋肉は収縮し、体を動かすことができます。
しかし、このエネルギーだけでは走り続けることはできません。
エネルギーの源であるATPは、体内にわずかしかないのですぐに使い切ってしまうからです。
ATPをADPとリン酸に分解することで筋肉は大きな力を発揮できますが
それはわずか数秒ほどしか維持できません。
これだけでは、短距離種目を走ることさえできないのです。
(「中長距離走トレーニング」より引用)
ATP再結合の方法は大きく分けて三つあるそうです。
①無酸素性(ATP-PCr系)
②無酸素性(解糖系)
③有酸素性
これは、同時に行っているとのことで、
例えば、100m走で、スタートして最初の60m位は①の方法で今半40mは②の方法にっていった具合で、
①の方法ではわずか何秒しかもたなく、後半は②に切り替わる仕組みだそうです。
まるで、ハイブリットの車のようですね(笑)
トレーニングの話では、坂トレのことを話していました。
100mくらいの坂道をダッシュで上り、下りはゆっくり走あるいは、歩きでもいいそうです。
上りは心拍数を上げ、ゼイゼイハァハァになるように走り、
下りでダッシュすると膝を痛める場合があるのでゆっくり走でいいそうです。
この坂トレ、ぼくもたまにします。
普段コースを走っているときはあまり心拍数を上げない走りをしていますが、
坂トレでダッシュで上ることで心拍数を上げられスピードアップにつながります。
あと一番、心に残り実践してみたいなって思ったトレーニング方法は、
「タバタプロトコル」という方法です。
これは、スピードスケートのトレーニングでやっていたそうなんですが、
全速力で20秒走り、10秒休み、を8本するそうです。
最後はゼイゼイが長い間続き、これ以上走れないってくらいまで追い込むトレーニングです。
けっこう有名なトレーニングだそうですが、僕は初めて聞いたので
「タバタプロトコル」、詳しく調べてみたいと思います。
そして最後に、櫛部監督が思う沖縄の中長距離界の今後の課題は
①高強度トレーニング(タバタプロトコルなど)
②筋力トレーニング
③高強度+低強度トレーニング
だそうです。
これは、沖縄だけでなく、全国的にいえることだそうです。
沖縄は、風も強く、気温も高いところで、坂道も多いのでトレーニングの次第では
十分期待できるレベルまでこれるそうです。
大事なとこを書き忘れてましたが、筋トレはマラソン選手にとって筋肉肥大などで
やらないほうがいいって言われていたそうですが、筋トレも大事だと櫛部監督はおっしゃっていました。
今後、沖縄豚足RCも昔のように練習会を再開したいと思っています。
その時は、櫛部監督の本を参考にレベルアップし、駅伝1位を狙いたいと思っています(笑)
沖縄豚足RCメンバー募集
初心者大歓迎です。
今後、練習会も開催予定です。
練習会に参加できるメンバーが揃ったら始めたいと思っています。
お問い合わせは
karbo0404@gmail.com
までお待ちしております。
Posted by かーぼ at 09:02│Comments(0)
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